Google Analyticsとは?何がわかるの?
マーケティングに携わる人であればほとんどが触っているであろう代表的なアクセス解析ツール・Google Analytics(グーグルアナリティクス)。
今回は、基本部分のみ簡単にご説明します。
Google Analyticsとは、Googleが無償で提供するアクセス分析のソフトウェアです。Googleとしては、Webサイト内のコンテンツの質の向上の手助けをするため、便利なサービスとして提供しています。
まず、実際のシステムの画面は下の様になります。
次に、システム上でわかることを大きく4つにわけて、ご説明いたします。
(1)リアルタイム(今どうなっているか)
今現在、Webサイトに訪れている人が何人いるのか、どのページを見ているのか、が一目でわかるようになっています。例えば、採用イベント中に10名が採用ページを閲覧している場合、おそらくこのイベントに来ている学生が閲覧しているの「だろう」・・と推測ができます。
(2)ユーザー(どのような人が見ているか)
Webサイトへの訪問者が使用しているデバイス(PC、スマホ、タブレットなど)や、年齢層(20代、30代など)、性別もこちらで判別が可能です。もちろん個人の特定はできませんが、訪問者のおおまかな像は想定し、分析することが可能となります。
(3)集客(どこから来たのか)
ユーザーがどのようにしてWebサイトに辿り着いたのかがこちらで確認することができます。例えば、Googleの検索画面で会社名を検索して辿り着いた、キャンペーンサイトから来た、グループ会社のリンクをクリックしてきた、マイナビやリクナビなどの媒体から来た・・・などです。
(4)行動(訪問者がどんな行動をとったか)
Webサイト訪問者がどのページを、どのくらいの時間見て、出ていくまでどのような動きをしたのか、確認することができます。例えば、訪問者がWebサイトから出て行ってしまう直前のページを確認し、そのページの何を変えればもう少し滞在してもらえるのか、問合せまで繋げることができるのか・・・などページの構造を見直すきっかけにすることもできます。
以上、基本編となります。ただ数字を眺めているだけでは何も変わりません。出てきた数値を基に分析、改善していく必要があります。そういった意味では、設置しているのとしていないのとでは、戦略上大きな差が出てくるのではないでしょうか。既にあるWebサイトへ追加も可能ですので、まずは検討してみては如何でしょうか。