事業サイトと採用サイトは分けたほうがいい?
みなさんはサイトを閲覧するとき、欲しい情報をすぐに探せなかった経験はありませんか?たとえば、企業サイトの会社概要を見たいときです。
社長メッセージは出てくるものの、肝心の住所・電話番号がどこにあるのかわからず、サイト下部にサイトマップを発見したので目を凝らして探す・・・
これは極端な例ですが、導線の悪いサイトはユーザーに良い印象を与えられない可能性があります。
サイトを訪れる目的は明確な場合が多い
サイトを訪れる人には目的があります。
取引先を探しているビジネスパーソンだったり、就職活動中の学生だったり、目的は明確な場合が多いでしょう。
二者とも見たい情報は異なると思います。たとえば「何をどのようなルートで提供されるのか」と「どんな人がどんな気持ちで働いているのか」、学生からすれば前者は重要ではなく、取引先を探している人からすれば後者は重要ではありません。
事業サイトと採用サイト、両方がボリュームを持つ場合、本当に見てほしい情報が探しづらい・・・なんてこともあり得ます。
目的を持って訪れるユーザーのためにサイトを分けたほうが良いと思いませんか?
分けたときのメリット
管理の面でもメリットがあります。効果測定、改善検証の管理がしやすい点です。
サイトを運営するとき、グーグルアナリティクス等で訪れたユーザーの動きを計測します。
サイトがユーザーに対して効果的にはたらいているか、理想の動きをしているか見たいのであれば、目的が全くことなる2種類が混ざっていない方がわかりやすいでしょう。混ざっている場合、ページ名を見て違う目的の人が間違えて見てしまって別ページへすぐに遷移することも考えられます。
各サイトのユーザー層が明確であれば、予測→測定→改善が成り立ちます。
予算は助成金も考えられる
各自治体から、サイト作成にも利用できる助成金が出ている可能性があります。自治体により条件や期間は異なりますが、これらを利用することでサイトをリニューアルして事業の成長に役立てたり、採用専用サイトを作成して活動を強化したりできます。